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お~す、自称北海道代表ファッションブロガーのChunです。

今回は札幌のセレクトショップ「蒼氓」にて購入した「Leh Sense Of Living」の”カシミールジャケット”を紹介、もとい自慢したいと思います。このジャケットのどこが素晴らしいのか、余すところはあるかもしれませんが画像とともに見せていきます。

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そもそも「蒼氓」と「Leh」って何?

まずはセレクトショップの蒼氓について紹介しておきます。

札幌の中心部、狸小路1丁目、WEGO向かいのビル二階でこのお店は営業しています。取り扱うブランドはLehの他にsowbowや、whowhoat、yashiki、sayatomo、所作、ESSAY、roudabout、LA MONDを取り扱っています。特徴的なのが洋服以外にもドリンクや軽食を提供している点です。特にタピオカ入りの日本茶ラテがテレビなどでも紹介されてその知名度に拍車がかかったとChunは感じています。なお、現在のChunのお気に入りは”あんバターバーガー”ですね。小さな米粉バンズにあんことバターが一片入ったカロリーの塊ですが、やめられないくらい美味しく、日本茶ラテにもとてもマッチします。

閑話休題、続いてLehについても触れておきます。

”Leh”という単語でググるとインドの地名がヒットすると思いますが、この地名からブランド名が取られています。デザイナーさんが自身で世界各地を周り、そこから受けたインスピレーションを元に各種アイテムが製作されています。そのため、どこかエスニックな特徴のあるアイテムを毎シーズン送り出しています。

そして本題の”Leh Sense Of Living”というのはデザイナーさんが世界各地を回った際に手に入れた様々な民族衣装類をセレクトしたラインとなっています。

2020年6月19日より蒼氓にて行われている「Leh Sense Of Living & Archive Exbition」という催し物ではこの後紹介するカシミールジャケットやアメリカのBOBO族の藍染ストール、そしてLehの過去のアーカイブアイテムが盛りだくさんとなっています。

カシミールジャケットをとくとご覧あれ

まずはChunが購入したジャケットを御覧ください。

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どうです、刺繍が素晴らしいでしょう。これ全部ハンドメイドで刺繍されたものらしいです(ただ全体の縫製はミシンを使っているでしょうが)。

カシミールジャケット(kashmir jacket)、これはその名の通りカシミール地方にて着用される”花嫁衣装”みたいなものだそうです。”花嫁衣装”なのでレディースアイテムです(そのためボタンの付け方が男性用のそれとは逆になっています)。

そして背面。

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背面まで抜かりなく刺繍が施されています。

襟元。

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スタンドカラーカラーの細いところまでギッシリと刺繍されています、とにかく時間がかかったでしょうね。

オマケに裏返してみました。

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表地はウール(カシミールといえば”カシミア”なのでおそらくカシミアが使われています)ですが、裏地はポリエステルっぽい肌滑りのよい生地を使っています。

そしてよく見ると予備のボタンも。

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ボタンにも刺繍が施されているので一つたりとも無くしたくはありませんが、万が一紛失しても一回までなら安心ですね。

そして着用してみるとこんな感じ。

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172cm、80kgの肥満体型でも着用できました。ちなみにサイズ表記はMですが、ぶっちゃけこのSense Of Livingのサイズ表記は当てになりませんw。これより小さいLがあったり自分でもギリ着れるSなんかもありました。気になる人は試着、もしくは採寸表をしっかり確認しましょう。

蒼氓のオンラインショップは以下のリンクからどうぞ(イベント期間中は特設ページがありますが、2020年7月中にイベントは終わる予定です)。

蒼氓オンラインショップ

なぜカシミールジャケットが貴重なのか

このカシミールジャケット、”手縫い刺繍の花嫁衣装”という以上に貴重な品であるとChunは考えています。

ここまでの文章の中でChunはカシミールがどこの国であるか明言してきませんでした。基本的にはインドの一地方として扱われますが、この辺はパキスタンや中国との国境になっているので領有権問題があるそうなのです(詳しくはwiki見てね)。もし仮に領域拡大を目論む中国なんかの領土となれば統一思想のもとカシミールの伝統は失われてしまうかもしれません。

それでなくてもカシミールは人の住みにくそうな高地ですから若者なんかは都会へと流失し、日本で言う限界集落みたいなものになることも予想されます。

そのためこのカシミールジャケットもいつまで作られるのかわかりませんからとても貴重だとChunは考えます。

まぁ、この背景はブログのネタ用に考えたようなもので、購入の決め手はデザインとジャストサイズがあったことですねw。やはり服は着ることが出来てナンボだとChunは思っています。

なお、お値段は税別38,000円でした。蒼氓の店主さんとも話しましたが、日本でこのクラスの刺繍ジャケットを生産したら10万は軽く超えるだろう、ということなので貴重なジャケットを破格で購入できたとChunは納得しています(後はこれ以上太らなければいいなぁ)。

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以上、Chunが購入したカシミールジャケットの自慢でした。蒼氓にはまだまだ色んな柄・サイズのジャケットがあったので札幌近郊住まいの方は店頭で、遠方の方はオンラインショップを覗いてみてください。

レディースアイテムということで敬遠する方もいらっしゃるかもしれませんが、気に入ったアイテムであればその点は気になりませんよ。ついでに言うとパートナーや自分の娘・息子にも着させることのできる普遍的なデザインのアイテムでもあると思うので一生モノにもなるでしょうね。

それではまた、Chunでした、したっけ~。